それぞれにあった瞑想方法で。


ある日の会話。



musica 「ねぇ、スーさん。そう言えば私、スーさんに瞑想をするように言われたことが無い気がするんですけど・・・」

スーさん 「そうだね、君には必要ないからね。でもしたければ好きに瞑想をすればよい」

m 「や、特にしたいとは思わないですけど。でもなんでですか?よく瞑想をすると高次の~に繋がるとか、よく言うでしょ?」

ス 「君はそんなのをしなくても、今私と話をしているではないか」

m 「まぁそうですけど、きちんと瞑想をすれば難しい会話も出来るようになるのかなと」

ス 「君に難しい話をするよりは、もともとまともな話の出来る者の方に行くが」

m 「・・・そっスね(−_−#)」

ス 「フフフ、では種明かしをしよう。君は絵を描いたり曲を演奏したり、歌を歌ったりする。君の場合はその時間が瞑想しているのと同じなのだよ。十数年前、君は一年ほど絵を描いていた時期があるね?」

m 「はい。フツーにバイトをしてそれなりに稼いでごくフツーに生きていたのですが、自分の生きた証を残せてるのかなと疑問に思っていまして」

ス 「うむ」

m 「それで自分自身にしか作れないものを残したいと、色々物を作ったりしていました。色々設計して物を作ったり絵を描いてみたり」

ス 「うむ」

m 「服を作ったり鞄を作ったりなんかは仕事が休みの日にしていましたが、絵に関しては仕事が終わってからの1~2時間ほど、黙々と練習をしまして」

ス 「そしてある日眠ろうと目を閉じたその暗闇に、無数の星々が輝いていた、であろう?」

m 「はい。眠りたくて目を閉じるのに目を閉じればまばゆい星の輝きとオーロラで、あの頃は大変でした。眠れない、でも寝ないと仕事に差し障る、見たくないのに星空が広がっている、気持ち悪い・・・。もっとつらかったのが、仕事をしていて夕方になると頭部に熱がどんどん上がってきて、激しい頭痛に襲われていた事です」

ス 「うむ」

m 「色々医学書を調べ、きっと脳の血管障害だろうと死を覚悟して生きていました。でもある日、遠く離れた友人からとある本が送られきまして」

ス 「うむ」

m 「で、その本の内容が何だか気になったのでそこの資料を取り寄せてみたら、頭部に上った気を解放する技術みたいなのが載っていて、それで事なきを得ました。後は絵を描くのをやめたりで」

ス 「間一髪であったな。そしてその本を君に送ったのは、この私だ」

m 「・・・」

ス 「まぁそういう訳だ。

人にはそれぞれに適した瞑想方法と言うものがある。ある者は仕事に熱中している時、ある者は皿洗いをしている時、またある者は子供と接している時。

何もそこに座ってじっとしているだけが瞑想ではない。人それぞれなのだ。人と同じでなくて良い。

目の前にあるすべき事を淡々とこなす。ただそれだけでよいのだ。

君には絵を描いたり歌を歌ったり、その心を空に出来る方法が他にある。だから君には畏まった瞑想は必要ない」

m 「ふ~ん・・・」

ス 「それに以前君に出て行けと言われたが、トイレやお風呂でも十分瞑想状態になるからね」

m 「ほんと今だにそこで説教されますしね」

ス 「別に君がきちんとした瞑想をしたいのであれば、しても良いのだよ?絵を描いている間、少々おしゃべりが過ぎて瞑想になっていない時もあるからな、君は」

m 「まぁ、めんどいから瞑想はいっかな・・・」

ス 「・・・」




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by garoumusica | 2014-08-07 05:00 | スーさん | Comments(0)

目に見えない厳ついおっさんと絵描きの会話。それから大変申し訳ありませんが、本サイト内の画像、写真の無断転載・転用を禁止させていただいております。


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