惹かれる物には訳がある。


一応昨日のブログの続きです。



スーさん 「さて、君が好きな場所には好きになる理由があると言ったね?」

musica 「はい」

ス 「それは物においても同じだ」

m 「はぁ・・・」

ス 「君には長年欲しいと思いながらも、一度は手に入れかけたものの結局は手に入れられなかった物があるね?」

m 「はい。とあるブランドの指環です。十数年前に雑誌で見て以来ずっと欲しくて、実際にブティックで指にはめさせてもらったりした位です。でも購入しようとしてブティックを訪れてもサイズがなかったり、それで他の指のものを購入しようとしても特注で時間がかかると言われたり。最後には購入したにもかかわらず欲しいリングの幅が違う物が届いたりして、結局は返品する羽目になったり。なぜか手に入らない」

ス 「何故だと思う?」

m 「さぁ・・・?」

ス 「それは、君が何故この指環に惹かれるのか、その理由を理解しないまま手に入れようとしたからだ。君は何故この指環が欲しいのか分かっているであろうか?」

m 「えー・・・、欲しい物はノーリーズンですよー。直感!」

ス 「その性格はどうであろうか・・・。心惹かれるものには心惹かれるその理由がある。その品物に込められたエスプリか?デザインか?」

m 「両方かな・・・」

ス 「よろしい。ならばそれらを自分なりに掘り下げて行ってみなさい。最終的にどこに行きつくのか。

多くの場合その魂の歴史にまで及ぶ。その魂の生きた時代に見聞きしてきたものであったり、実際に愛用していたものだという事もある。

そして、何故今この歴史が出て来ているのか、今ここで何を学ばなければならないのかを理解しなさい。それが出来ていないうちにその品物を手に入れてしまうと、君は手に入れた瞬間に他の物に興味が移り、その課題をその新しく心惹かれる品物でこなさなければならなくなる。まぁ有り体に言えば無駄使いをする事となる、であろうか」

m 「はぁ・・・。その課題をこなしていないから私はその指環を手に入れる事が出来ないと?」

ス 「まぁ手に入れようと思えば手に入れることは出来る。ただまぁ、君が無駄遣いをしないように我々が少々手を加えておる、と言えない事もない」

m 「ありがたいような、ありがたくないような・・・」

ス 「早く自分なりの答えを見つけなさい。答えを見つけたと同時に、その品物への興味が無くなる事もある。エネルギー的に満足してね」

m 「それもまた、ありがたいようなありがたくないような・・・」





[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by garoumusica | 2014-08-15 05:00 | スーさん | Comments(0)

目に見えない厳ついおっさんと絵描きの会話。それから大変申し訳ありませんが、本サイト内の画像、写真の無断転載・転用を禁止させていただいております。


by musica