物質と非物質のバランス。

つい先日の話。



スーさんから贈られたお花さん作の星降る夜の欠片のペンダント。→日向神話を巡る旅 スーさんからのサプライズ編 その1。

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それがものすごく大切過ぎて、私が死んだらこのペンダントはどうなるんだろう?とふと思いまして。

中身は持って行けるはずだけど、外身はどうなるのかなと。

一緒に焼いてもらうのかな、とか、誰かが形見分けで持って行くのかな、とか。

それに、この大切な一個が出来たせいか、もう他に何も必要ないと言う心境になってしまいまして。

いつか死んでしまって物質とはさよならをするのだから、本当に大切な一個があれば他の物は必要ないと。



スーさん 「ではもう何もいらぬと言うのだね?」

musica 「はい。星降る夜の欠片に込められたスーさんの守護としての愛情だとか、渡されたシチュエーションだとか、私好みのデザインだとか。何だかそれでもう物欲のすべてをカバー出来たみたいですw」

ス 「そうか。そこまで喜んでもらえると男冥利に尽きるというものだ。だがね、その願いは叶えてあげられそうもない」

m 「何でですか?」

ス 「男というものは女性の喜ぶ姿を見るのが何よりの喜びなのだ。まして自分が贈ったものをそこまで大切に思ってくれるのだから、更に贈りたい、更に喜ばせたいと思うのが人情というものだろう?」

m 「『男というものは』って・・・。神職なんだからそういう言い方はちょっと問題あるのでは?」

ス 「君への配慮ゆえだよ。配慮無しで言うと、『私は君の喜ぶ姿を見るのが何よりの喜びなのだ』だ」

m 「・・・(/ω\) 。でも!物より思い出ですよ!」

ス 「もちろん過度の物欲は良くない。その影に何らかの精神的不満や疾患が隠されている場合があるからね」

m 「はい」

ス 「だが君は今、物質世界に生きているのだ。今しか出来ない事を楽しむ、愛でる事も大切なのだ。何事もバランスだ。物質世界・非物質世界のどちらにも偏り過ぎず、バランスよく生きることが何よりも大切なのだよ」

m 「うーん、はい」

ス 「日本人女性の平均寿命は86歳だ。君はまだその半分にも満たぬ。君はこれから今まで生きていたよりも倍以上、この物質世界で生きなければならぬのだぞ?」

m 「そうですけど」

ス 「それにこの世界での君の使命は何かね?この物質世界を経験・体験する事だろう?それには物質を触り愛でる事も含まれる。君は様々な布の感触を愛でる事や、石の感触、温度、その構造を愛でる事が好きだろう?」

m 「はい」

ス 「それは君の使命を全うしているという事だ。むやみに物質から遠ざかる事が良しという事は決してない」

m 「はぁ・・・」

ス 「それにすべての人が新たな物質の購入を拒否してごらん?世の経済が成り立たぬ。神社もそうだぞ?氏子や崇敬者の減少から神社の経済問題が深刻化している。それなのにむやみに観光客を追い出してみなさい。神社の経済が更に荒れるぞ」

m 「そうですねぇ、うちでお世話になっているお寺さんも、経営困難で今の代のお坊さんで廃寺が決定していますしねぇ・・・」

ス 「何事もバランスだ。とまぁ長々と説教をしたが、つまりは君に贈り物をさせてくれという事だ」

m 「何でですか?」

ス 「君の喜ぶ顔が見たいだけだよ」

m 「よくそんなセリフが言えるもんだ・・・

ス 「長く非物質で生きて人々を見守っていると、物質世界で生きていられる期間の短さを知っているからね。想いは伝えたい時に伝えておかないと。それに君もいずれこちらに戻って来る。その時は常に以心伝心である意味趣が無いからね」

m 「違う世界を生きる事を楽しむ、か」

ス 「趣があろう?」

m 「や、よく分かんないっす」




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by garoumusica | 2015-07-19 05:00 | スーさん | Comments(0)

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