古代氏族物部氏 石上神宮 布都斯魂大神編 つづき。

本日も昨日の続きです。




昨日の記事を書いた後にこの本を読み返すよう言われました。


この本は一度ブログで紹介した事があったのですが、その時は記事のほとんどをスーさんに消されてしまったという曰く付きw→神話に関する本、二冊。

どういう内容かと言うと、比較神話学という様々な異なる文化に属する神話を比較し、普遍的なテーマと性質を見いだすという学問でスーさん神話の謎を解き明かしていく、という感じです。

で、ペラペラと読み直していると、八岐大蛇から出て来た草薙剣に関する記述が目に留まりました。



彼、この太刀を取りて、異しき物と思ほして、天照大御神に白(まを)し上げたまひき。(『古事記』)

素戔嗚尊の曰(もたま)はく、「是神(あや)しき剣なり。吾何ぞ敢へて私に安(お)けらむや」とのたまひて、天神に上献(たてまつりあ)。(『日本書紀』第八段本文)



よく知られる神話では上記の様に、草薙剣を発見した後スーさんはあっさりと天照大神に剣を捧げていますが、この本では日本書記のオロチ退治を記載する一書第二、第三、第四は宝剣を天照大神に献上したとは書いていないと指摘しています。

一書第三においては、この剣は昔スサノオのもとにあったが今は尾張国にあるといい、一書第四では献上したのはスサノオの五世の孫だとし、スサノオは草薙剣を長く自分の手元に置いていたとほのめかしています。

何故本文ではあっさりと献上した事になっていたのかと言うと、高天原の神々に従属するスサノオを強調する為だったのだそうです。



で、この後に十握剣についても触れています。

この剣がどの様な物だったかとか、制作の由来などは神話には出てこないのですが、十握剣の別名について触れています。

『日本書紀』第八段の一書第二には「蛇の麁正(おろちのあらまさ)」、一書第三には「韓鋤剣(からさいのつるぎ)」一書第四には「天蠅斫剣(あまのははきりのつるぎ)」

『古語拾遺』では「天羽羽斬(あめのははきり)」とあります。



いわれが一番分かるのが「韓鋤剣」ですかね?

「韓」は「加羅(から)」で、3世紀から6世紀中頃にかけて朝鮮半島の中南部に散在していた小国家群の事です。

ちなみにこれが「唐(から)」だと中国を指すのだそうです。

「鋤」は鋭利な刃物、または鋤(すき)の類だそうです。

ブックオフで200円で買った古語辞典が大活躍です。

で、「韓鋤剣」は加羅製の鋭利な剣という事らしいです。

スーさんが輸入したのか、持ち込んだのか、はたまたお父さんが加羅から来たのか・・・。

その辺はちょっと分かりませんが、草薙剣でさえ長らく手元に置いた感じなのに、スーさんと稲ちゃんのラブロマンスが絡んだ剣をあっさりよその国(吉備)に渡したりしますかね?

私が稲ちゃんだったら自分の為に命を賭けて戦ってくれたスーさんの剣を手放したりしません。

て言うかお守りにします!(`・ω・´)+

!!!Σ(゚Д゚)

お守りだから神社に祀るのか・・・(´;ω;`)

で、スーさんの十握剣は布都斯魂大神となりましたとさ・・・。

なんかスーさんの剣が神様になった理由が分かった気がしました・・・(´;ω;`)

稲ちゃん目線だと、まずスーさんが自分の命を護ってくれた神様みたいな存在ですし、八岐大蛇退治の時に使った剣もスーさんの分身みたいに思うだろうし、剣が欠けちゃったところなんか更に愛おしいですし・・・。

そりゃあ、十握剣も神に匹敵する存在となるでしょう。

よく理解出来た↑の流れがなんだかすっごく悔しい・・・。



という訳で、布都斯魂大神の回でした。


*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*


それでは今日も良い一日を。

スーさん 「今日は水曜日。水の様に過ごしなさい」

musica 「どういう事ですか?」

ス 「週の真ん中は物事が滞りやすい。仕事が集中しやすいでもよかろう。そのような時は水の様に障害物を上手く避けていく様をイメージして事にあたりなさい。気の滞りも解消出来よう」

m 「水が岩にぶつかるイメージもありますが」

ス 「君がその様に生きたいのならば私は止めはしないよ」




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by garoumusica | 2015-11-18 05:00 | 古代氏族 | Comments(0)

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