伊奈利と稲荷、狐と空海、そして秦氏、更に荷田氏←NEW!

本日も昨日の記事の続きです。




本日は昨日の記事のラスト、「こんな感じで特に悪いイメージが見受けられない狐さん、空海さんによる荼吉尼天(だきにてん)の眷属(けんぞく)扱い問題により、ちょっとイメージが変わってきます。」から始めようと思ったのですが・・・、



スーさん 「まだ調べ足りないところがあるから記事を書く前にもう一度調べ直しなさい」

musica 「えー・・・」

ス 「知識はあるがあえて記事に書かなかったという事と知識が無かった為に書けなかったでは、記事にしなかったという事は共通点でも大分意味が違う」

m 「・・・」



という事で一から調べ直したところ、気がついていなかった事があったので本日はそちらを先にします。



昨日の記事に「伏見稲荷大社のある稲荷山(伊奈利山)には、秦氏がこの地に定住する前から伊奈利社は存在し信仰を集めていたという説もあるそうです。」と書いたのですが、そこをもうちょっと詳しく調べていきます。

伏見稲荷大社のある地域は深草と呼ばれていまして、そこに拠点を置いた秦氏は深草秦氏と呼ばれているようです。

秦氏って新羅経由で大陸から渡って来た時は1万人規模だったそうなのです。

だから秦氏由来の人達が全国津々浦々散らばっているので、深草に住みついた秦氏は深草秦氏みたいな呼び方をするようです。

で、この深草秦氏が伊奈利山の麓にある深草に住み着き、この辺り一帯を支配したのが5世紀前後とみられるそうです。



ですがこの地域には縄文時代から続くとみられる原住民が住み着いていたのだそうです。

実際弥生時代の遺跡も見つかっているのだとか。

つまり深草秦氏が深草の地に辿り着いた時、この地を治めていた豪族がいた訳です。

その人達が荷田氏(かだうじ)です。

もちろん先に伊奈利山の祭祀権を持っていたのは荷田さん。

ですが秦さんの圧倒的な力には及ばなかったようで、秦さんは711年に伊奈利山に神社を創建してしまいます。

古来の神社は今のように常設の社殿があった訳ではなく、祭祀を行う度に仮の屋代・神籬(ひもろぎ)を設けて神を祀り、終わると神のお帰りを待って取り壊していたのだとか。

まぁ、建てちゃった者勝ち?

昨日載せた山の神・田の神信仰っていうのは全国にあったようなので、伊奈利山の祭祀権を押さえ山の神・田の神信仰=伊奈利信仰の総本山、しかも秦氏の氏神!という伝承を作る事が出来れば、宗教を以て全国の民心を掌握する事も可能だったかもしれません。

秦氏は渡来人なので政治の中心に立つ事は不可能に近かったでしょうから、民心を掴んで政治を動かすという事を目論んでいたかもしれないですねぇ。。。

真相は分からないですけど。



5世紀前後に深草に入り、伊奈利山に神社を創ったのが711年。

この空白の時間に秦さんが荷田さんを制圧したのでしょうか・・・。

実際秦さんと荷田さんは不仲だったらしいんです。

まぁねぇ、荷田さんにとっては不愉快な存在でしょうねぇ。。。

現代でもありそうですよね、今まで地元の名士として知られちやほやされていた地主さんが、後から来た都会暮らしから田舎暮らしに転向した都会人の方に注目が集まり、更に自治会なんかでも権力まで持たれてしまって・・・、みたいな。

更には伊奈利社の役職配分に関して荷田さんは不遇を受けていたそうなのです。

なんでも伊奈利社の摂社である命婦社の統治しか与えられなかったようです。

命婦社・・・(´・_・`)

!!!(◎_◎;)

私が津和野の太鼓谷稲成神社でお社を写さなかったところですか!Σ(・□・;)

f0351853_01483704.jpg

こんな伏線があったとは・・・。

そして今日もまた記事が終わりませんでした。



m 「神社に連れて行かれたところから全て計画済み?」

ス 「フフフ」

m 「相変わらず手の平コロコロですねぇ、私・・・(´・_・`)」

ス 「そうじゃない、一心同体と言いなさい。これが守護される者と守護する者の関係だぞ?」


*::;;;;::*゚*::;;;;::*゚*::;;;;::*゚*::;;;;::*゚*::;;;;::*゚*::;;;;::*゚*::;;;;::*


それでは本日も良い一日を!


ス 「守護の者からのメッセージは大体の場合『なんとなく』という感覚の中にある」




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by garoumusica | 2015-12-03 05:00 | 神社巡り | Comments(0)

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