古代氏族物部氏 長髄彦と神武東遷編 その2。

はい、本日も長髄彦さん特集です。




長髄彦さんは磐余彦(いわれひこ=神武天皇)さんの宿敵と言われています。

それは何故かと言いますと、磐余彦さん達が畿内に乗り込んだ際に、一番初めに闘い敗れた相手であり、そしてお兄ちゃんの五瀬(いつせ)さんを殺した相手だからです。

ちょっとここで畿内における神武東遷のルートの確認をしてみます。

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吉備(岡山)から畿内へ向かう為、まず辿り着いたのが、

①速吸門(はやすいのもん)

・明石海峡です。

・ここでですね、国津神の珍彦(うづひこ)さんと出会い、水先案内人を務めてもらいます。

・なんでもこの人、『古事記』では亀の甲羅の上に乗っていたらしいですよ!

・後に磐余彦さんから椎根津彦(しいねつひこ『日本書紀』)、槁根津彦(さおねつひこ『古事記』)という名前を貰います。

・倭国造(やまとのくにのみやつこ・やまとこくぞう)の祖となります。

・ちなみに倭国は大和国の中央部にあたる領域です。

②浪速渡(なみはやのわたり)

・潮が速く急流であった為、磐余彦さんが「浪速」と名付けたそうです。

・この場所を超えて河内湖に入ったそうです。

(↑間違えて現代の地図を描いてしまい分かりにくいので、下の図で予想してください(`・ω・´)+)

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余計な図が入って分かり難いのでもう一度東遷の図を。

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③白肩津(しらかたのつ)

・ここで長髄彦さんと出逢います!

・上の図では陸地になっていますが、当時は船で行ける場所でした。

・生駒山の北を越えて侵攻しようとした磐余彦さんですが、③あたりにある孔舎衛坂(くさかざか、くさえのさか)で応戦した長髓彦さんにまさかの敗戦。

・ここでお兄ちゃんの五瀬さんの肘に、長髄彦さんの放った矢が当たります。

・ちなみに矢で受けた傷の事を痛矢串(いたやぐし)といいます。←どうでもいい知識。

④血沼海(ちぬのうみ)

・五瀬さんが血の付いた手を洗った場所です。


⑤男之水門(おのみなと)

・男の水門ってwナニの事?

・( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

・この場所で五瀬さんの傷が悪化し、お亡くなりになります。

・その時に「賊に傷つけられて死ぬとは!」と雄叫びをあげたので、「雄水門(おのみなと、男之水門)」と呼ぶようになったのだそうです。

・男の水門(=ナニ)ではなかったです( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

⑥竈山(かまやま)

・五瀬さんの遺体がこの地に安置されました。

・その後、この周辺にある名草邑(なぐさむら)に着き、名草戸畔(なぐさとべ)という名草邑の統治者である女性と戦い、殺します。

・磐余彦さんイライラしてたんでしょうね、名草戸畔の頭、胴、脚を切り離しちゃったんだそうです。クソですね。

・ちなみに戸畔というのはヤマト王権以前に使われていた称号の一つで、4世紀以前の女性首長の名称に使われたそうです。

⑦熊野村(くまのむら)

・ここに上陸するまでに暴風雨に遭った為、陸でも海でも進軍が阻まれる事を憤慨したお兄ちゃんの稲飯(いない)さんと三毛入野(みけいりの)さんが入水(人身御供)しました。

・なんでも「母も叔母も海神であるのに、どうして我々は波によって進軍を阻まれなければならないのか」と言って、身を投げたそうです。

・ちなみにお母さんは玉依姫(たまよりひめ)→日向神話を巡る旅 皇子原神社編。で、叔母さんは豊玉姫(とよたまひめ)→日向神話を巡る旅 鵜戸神宮編。日向神話を巡る旅 青島神社編 その1。、おじいちゃんは綿津見大神(わたつみのかみ)です。

・磐余彦さんは息子の手研耳(たぎしみみ)さんと共に、熊野の荒坂津=丹敷(にしき)の浦に進み(て言っても⑦のすぐ近く)、丹敷戸畔(にしきとべ)を殺します。

・現在の新宮市(しんぐうし)の御手洗海岸は、丹敷戸畔を殺した際に着いた血を洗い流した為、その名が付いたそうです。

・その後、熊の形を借りた土地神の毒気を受け、磐余彦さん達は倒れます。


なんだか時間が無くなったのでまた明日~。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆


それでは本日も良い一日を!

スーさん 「君は余計な豆知識を書き過ぎるのだ」

musica 「男の水門・・・」

ス 「・・・」


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by garoumusica | 2016-02-24 05:00 | 古代氏族 | Comments(0)

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