古代(略) その17 桜井市出雲と野見宿禰の巻。

本日は奈良県桜井市の出雲に関して調べてみます。





地図を地形表示でご覧いただければお気づきになるかと思いますが、一部は三輪山と尾根続きの場所です。

三輪山っぽいですけど、ここの名称は巻向山になるようです。

なるほど、三輪山の大物主由来って感じがしますね・・・。



この場所にはダンノダイラというヤマトの原住民族の聖地があります。

youtubeに写真をまとめたものをUPされていました!→古代イズモ族の聖地 ダンノダイラ

磐座信仰です。

三輪山自体にも磐座信仰があって、各自の好きな岩の側に卵を供えるという風習があるそうです。



さてさて、この様な場所に出雲がある訳ですが、この出雲の伝統工芸品は「出雲人形」→出雲人形画像

この出雲人形の由来はと言うと、なんと!

相撲の元祖と言われる野見宿禰(のみのすくね)の作った埴輪!

それではニューフェイス・野見宿禰さんについて調べてみたいと思います(`・ω・´)+



野見宿禰さんは『日本書紀』の第11代垂仁(すいにん)天皇の所で出てきます。

即位7年秋7月7日、垂仁天皇と御付の者達が、強さが自慢の當麻邑(たぎまのむら)在住の當摩蹶速(たぎまのくえはや)の噂話をします。

御付の者達 「日頃から周囲の人に『強い者に会って、生死を問わずに全力で力比べをしたいものだ』と言っているそうですよ」

垂仁天皇 「私も聞いたぞ。誰かこれに並ぶ者はおらぬか?」

別の人 「出雲国に勇士がいます。野見宿禰という者です。試しにこの人物を呼び寄せて、蹶速と戦わせてみたいものです」

垂仁天皇 「呼んで」

という訳で、即日、倭直(やまとのあたい)の先祖の長尾市(ながおち)を派遣して、野見宿禰を呼び寄せました

早速相撲を取らせてみたところ、野見宿禰は當摩蹶速の肋骨を踏み折り、更にその腰を踏んで折り殺しましたとさ。

めでたしめでたし☆



えー・・・、って感じですね・・・。

初期の相撲って激しかったようです。



さてさて、上の文章で出て来た、

即日、倭直(やまとのあたい)の先祖の長尾市(ながおち)を派遣して、野見宿禰を呼び寄せました。」

という文章の「即日」という言葉。

この即日の取り方で出雲の位置が変わってきます。


「この話をした当日に出雲国へ使いを出しました」

↑だと、出雲国はいつもの島根県。


ですが、これ↓だと場所が変わります。

「この話をした当日に野見宿禰を天皇の元へと来させました」

このふたつ目の解釈だと、島根の出雲国から当日に到着する事は無理です。



以前描いた運脚日数の図。

f0351853_03372783.jpg

京ですけど、まぁどんまい。

徒歩で大体20日位かかります。

が!野見宿禰が、桜井市出雲在住だったらどうでしょう。

当日でも行けるんじゃないですかね?


明日も続きます。


◎・v・●・v・○・v・◎・v・●・v・○・v・◎・v・●・v・○・v・◎


それでは本日も良い一日を!

スーさん 「朝晩の寒暖の差が激しい。着衣に気をつけなさい」

musica 「喉が痒い・・・」

ス 「それは花粉だね」



[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by garoumusica | 2016-03-23 05:07 | 古代氏族 | Comments(0)

目に見えない厳ついおっさんと絵描きの会話。それから大変申し訳ありませんが、本サイト内の画像、写真の無断転載・転用を禁止させていただいております。


by musica