古代(略) その19 ヤマトの出雲と出雲の国名ワカメ説の巻。

物部氏を調べていたはずなのに、出雲の話題メインでその19まで来てしまいました。。。

自分でも何を調べているのかよく分からなくなります(`・ω・´)+





「ミムロ山(三輪山)と耳成山を結ぶ地域は磯城・十市と呼ばれる以前は出雲だった」

というキーワードですが、これってソースは何なのでしょうねぇ。

多分地元の伝承かなんかだとは思うのですが・・・。

だってこれってすっごいポイントです!(`・ω・´) 。

古代氏族物部氏 その15 実権を握っていたのは磯城?の巻。の記事でちょっと載せたのですが、2代綏靖天皇の奥さんは『日本書紀』第1の一書では磯城県主の娘となっています。

この時点で磯城っていう名前がある訳ですが、磯城・十市と呼ばれる前は出雲だったというのなら、神武天皇が東征する前のこの地は「出雲」だった事になるはずなのです。

あー、気になる~~~、ソースを確認したい!

奈良の民俗資料館に行ったら何が出てくるのかなーーー。

この本にはサラッとこの一言だけなので。。。



現在の奈良の出雲は桜井市のほんの小さな町ですが、磯城・十市が出雲だったのなら相当広い範囲だった事になります。

この本では、天孫族は自分たちの前に出雲族という有力な部族がこの地を納めていたという事実を消し去りたいが為に、出雲という地名を磯城・十市という名に変更し消し去ったと推測されています。

だとすると、その為に島根に出雲という地名と出雲神話を与えた。

そしてあえて神武天皇の皇后に出雲系の女性を残したのは、島根のオオナムジとミムロの大物主を関連づける為。

・・・もあるでしょうし、大物主一族が余りにも有力で人々の記憶から消し去る事が出来なかった為、仕方が無いので神武天皇の皇后をわざと出雲系の人物にしたとか・・・。

うーーーん・・・。



あ、そう言えば、島根の出雲に関する話題をひとつ忘れていました。

出雲の地名の由来で「出鉄(いづもの)から来ているという説」があると書いたのですが、その後に出雲国風土記の解説本にこのような内容の記述を発見してしまいました。

出雲といえば鉄と言うくらい産鉄地域のイメージが強いですが、実は7世紀以前の実態は分かっていないのだそうです。

奈良時代の列島内での最大の鉄の産地は吉備

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この図では備前・備中・備後・美作にあたります。


では出雲ではいつ頃から製鉄が発展したのかというと、古墳時代後期の6世紀後半から7世紀なのだそうです。

結構遅いですよね、意外でした。

これを考えると、出雲の国名の由来が「出鉄」っていうのはない気がします。

となると、イザナギさん由来か?ワカメ(藻)由来か?



この出雲国風土記の解説本では、『古事記』の崇神天皇の段に出てくる倭健(やまとたける)が出雲健(いずもたける)を殺害した時に詠んだ歌が挙げてあります。

「夜都米佐須伊豆毛(やつめさすいづも)」

という詩なのですが、これは「沢山の藻」を意味し、イヅモとは神聖な藻「厳つ藻」という意味である、との事なのです。

で、注として、これは5世紀頃までの話で7世紀以降は一貫して「出雲」であり、この頃には雲由来説が定着していた可能性が高い、との事なのです。

という事は、ワカメ(藻)説が有力ですね(`・ω・´)

まぁ、少なくとも出雲という地名はあったという事は分かりました。

あ!悲しい事に気が付いてしまいました・・・。

ワカメが有力って書いてしまったら、須佐之男命の日本初の和歌が嘘っぱちっていうのを強調してしまう事になるって気がついてしまいました ( ; _ ; )/~~~

すっごい複雑、何コレ、ちょっと酷くない!?スーさん!

やだー、これ以上夢を壊さないで欲しいーーー。

でも、明日はいよいよミムロ山と大物主と桜井市の出雲の関係を整理していきたいと思います。

これがまた面白いのです ( ; _ ; )


━―━―━[ JR ショボン駅 (´・ω・`) ]━―━―━


それでは本日も良い1日を。

musica 「理性と感情、そのバランスを取るのにこのシリーズが役に立っている気がします」

ス 「ははは、君がここ数年慣れ親しんだ出雲神の消滅の危機だからね。落ち着かないだろうが、事実は事実だ」

m 「はい。ほんの2〜3年前まで初詣にすら行かなかったのに、いつの間にか出雲神を身近に感じるようになっていましたから」

ス 「この様に感情が揺れる場面であっても理性を持って行動する事。感情はあくまで物事に対する反応に過ぎぬ。それに流されぬ様にね」

m 「はい」


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by garoumusica | 2016-03-25 04:59 | 古代氏族 | Comments(0)

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