古代(略) 27 第4代出雲国造・津佐命と第16代出雲国造・意宇宿禰の巻。

はい、本日は『出雲国造伝統略』を読むの続きです。




前回は第4代出雲国造の津佐命と第16代意宇宿禰さんの所には「稱」という字が使ってあって気になる~、というところで終わりました。

で、その時に私は「意宇という名は当時から使ってたのか。。。」と書いたのですが、これちょっと書き方がおかしかったです。

昔は何々邑(むら)の○○さんって言う呼び方だったので、これは「意宇邑の宿禰」って感じだと思われます。

そして宿禰っていう洒落た名前は後々付けられたものの様な気がするので、多分「意宇邑の足奴(そまぬ)」が本名だと思います。

ただの思い込みですが。



それにしても足奴っていう名前、変わってますね・・・。

「奴」っていう漢字を使っている事が気になって調べてみたら、奴(ぬ/やつこ)は男性の奴隷の事なのだそうです・・・。

ヤマト王権によって部民制(べみんせい)という、王権への従属・奉仕の体制、朝廷の仕事分掌の体制が敷かれ、その時に奴隷制が出来たのだそうです。

うーーーん・・・。

意宇宿禰だとなんかすごく立派な感じがしますけど、足奴だとヤマト王権にどのように扱われていたかが分かる気がしますね・・・。

「足」もどうなんでしょうね。

はじめは「足が速い奴」とかそういう意味かと思っていましたが。。。

意宇宿禰さんは『日本書紀』のエピソードでも嫌がらせを受けていましたし、ヤマト王権側からすれば奴隷的な立場だったのでしょうか・・・?

なんか意味を調べるんじゃなかった。

こういうのって落ち込みますねぇ。



そして今気がついたのですが、意宇宿禰さんは仁徳天皇の時代にヤマトの屯田司(みたのつかさ)の任務に就いていましたが、畿内に居たのにどうやって出雲国造の任務を果たせたのですかね?

『日本書紀』に屯田司の職を立派に果たしている話が載っているくらいなので、屯田司であった事は間違いなさそうですし。

でもそうしたら、出雲国造として杵築大社で神職を務められるのか・・・?

やっぱり出雲国造は『出雲国造伝統略』にある通りに、第17代出雲宮向からなのでしょうか。



で、今、更に宿禰って言うのも調べてみたら、名前ではなくて豪族などの有力者に用いられた尊称の意味合いが多かったそうです。

となると、意宇宿禰は「意宇の豪族」みたいな意味合いだったのですかね?

結構適当な扱い?

うーん、それでも『出雲国造伝統略』では褒め称えるという意味を持つ「稱」を使うくらいなので、出雲国造家においては重要な位置にいる人だと思うのですが。

意宇という土地柄がポイントな気がするのですけど・・・。

出雲国造家が管理していた熊野大社もありますしね。

ここは再度調べ直しですね!(`・ω・´)+



あ、そう言えば「稱」を使われていたもう一人のお方について調べてみましょう。

第4代出雲国造の津佐命は、またの名を神狭命(かむさのみこと)と書いてあります。

なんかこの人を調べてみたら、まためんどくさい事が出てきました。。。

なんでも、无邪志(むさし=武蔵)国造の兄多毛比命(えたもひのみこと)は、この神狭命の10世の孫らしいです。

そして兄多毛比命は物部氏の一族なのだとか!

そして氷川神社に繋がるらしい・・・。

えー、うそん。

私はこれを調べなきゃいけないんですか?めんどくさい・・・。

ねぇスーさん、これはまた今度にしていいですかね?

これを調べるのは大変だし、ちょっと今の流れから離れすぎる、と書いたら目の前に大きな白い丸が!

という訳で、なんだか壮大な事が分かったところで、この件はまた今度です。


明日は古代における意宇とはどんな場所だったのか、とか、古代出雲で栄えたと思われる船の泊まれた港の位置などを探っていきたいと思います。


*:.。..。.:*ヽ(*゚∀゚)ノ*:.。..。.:*ヘ(゚∀゚*)ノ*:.。..。.:*


それでは本日も良い一日を~。

昨日ついに、じぇいど姐さんから頂いた桜が開きました・・・!!!

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musica 「可愛らしいですねぇ・・・」

スーさん 「花は喜んでもらえると嬉しく感じる。そしてその気がまた人に返る

m 「植物から気をもらうって良く聞きますが」

ス 「贈り合いだね。決して一方通行ではない。花を愛でるとはそういう事だよ」


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by garoumusica | 2016-04-05 05:00 | 古代氏族 | Comments(0)

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