八坂神社編 その4。~あさきゆめみし 京を巡る旅~

本日も八坂神社の摂社・末社を巡ります。

八坂神社 番外編 画廊musica的牛頭天王の巻。



本殿の裏側をぐる~っと廻って行くと、辿り着いたのは美御前社(うつくしごぜんしゃ)です。

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のぼりがいっぱいですね。

祭神は素戔嗚命と天照大神の誓約の際に生まれた、宗像三女神の多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)と多岐津比売命(たぎつひめのみこと)、そして市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)です。



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さてさて、宗像三女神のうちでも際立った美しさを持っているのが市杵島比売命と言われ、弁天様と習合、更に美貌の女神とされる吉祥天とも習合し、財福、芸能、美貌の神としての信仰があるのだとか。

ほぉ~~~。

この神社の鳥居の横には神水が湧き出ていて、美容水として名高いのだそうですよ!



美御前社を後にし、なんとなく足が向かったのは日吉社。

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祭神は大山咋神と大物主神です。



お社。

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この日吉社は本殿の北東に位置し、京都の鬼門(北東)を護る方位除けの神として信仰を集めているのだそうです。

・・・なんで大山咋神と大物主神が方位除けの神なのでしょうね?

うーん・・・。

あっ!関係無いかもしれませんが、昔八坂神社、と言うか祇園社は興福寺の配下だったらしいんです。

ですが、10世紀末に戦争により祇園社は延暦寺の末寺とされたのだとか。

で、大山咋神を祀る日吉大社は、今は違うんですけど(滋賀県)元々は比叡山にあったらしくって、その関係で天台宗・延暦寺の守護神として崇敬したらしいです。

平安京遷都により日吉大社が京の鬼門に当たることから、鬼門除け・災難除けの社として崇敬されるようになった・・・、あっ!これじゃん!

大元の日吉大社がたまたま平安京の北東にあったから方位除けの社とされ、祇園社が延暦寺の配下になった時に、自分のところの崇敬神社の日吉社を置いたって感じですかね?←適当。



さてさて、日吉社の鳥居の右横にある石。

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「夜泣き石」という名前だそうです・・・。

なんでも夜な夜なシクシクと鳴き声をあげるのだとか・・・。

なんだか物悲しい・・・。

ですが、幼児の夜泣きやカンの虫封じには効果抜群☆だそうですよ。



それから日吉社の横にいらっしゃるのは刃物大神!

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でーん。

こちらは大きな岩に夢中になってしまい、うっかりお社を撮るのを忘れていました。

お社の名前は刃物神社です。

祭神は天目一箇神(あめのまひとつのかみ)。

はじめましての神様です。



製鉄・鍛冶の神で、『古語拾遺』『日本書紀』『播磨国風土記』に登場するそうです。

で、神名の「目一箇」(まひとつ)は「一つ目」(片目)の意味であり、鍛冶が鉄の色でその温度をみるのに片目をつぶっていた事から、又は片目を失明する鍛冶の職業病があった事からとされている・・・。

なるほど・・・。



由緒書き。

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京都は刃物発祥の地として隆盛を極めて来たそうで、刃物神社は祖先の偉業を偲び伝統を受け継ぎ、京刃物の真髄を後世に伝えると共に、業界の振興と啓蒙を目的として、有志によって創建されたそうです。

刃物発祥の地・・・?

タタラとはまた違う、洗練された日本刀としての刃物の事でしょうか?

色々ありますねぇ・・・。



八坂神社編、まだまだ続きます。


(●・ω・)(・ω・◎)(○・ω・○)(◎・ω・)(・ω・●)


それでは本日も良い一日を~。


musica 「貴船神社もでしたけど、京都の神社ってどこどこのお寺の配下とか、どこどこの摂社とか、色々権力絡みできな臭い部分がある・・・」

スーさん 「まぁ都が置かれていた訳だから色々とあるさ」

m 「権力者に破壊されない様に祭神を変えたりとか、武装したりとか」

ス 「だが、我々神職は自分の役目を全うするだけだよ。変わるのは人の心だけだ」

m 「スーさんの心は変わらない?」

ス 「変わらないさ、永遠にね」




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by garoumusica | 2016-11-22 05:00 | あさきゆめみし 京を巡る旅 | Comments(0)

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