八坂神社編 その8。~あさきゆめみし 京を巡る旅~

という訳で、本日は牛頭天王を振り返ります。

八坂神社編 その5。~あさきゆめみし 京を巡る旅~
八坂神社編 その6。~あさきゆめみし 京を巡る旅~



なんだかんだでスーさんを感じる事が出来なかった八坂神社ですが、唯一スーさんを感じる事が出来たものがこちら!

f0351853_03490676.jpg


おみくじ!



おみくじを引く時に牛頭天王に「メッセージをお願いします」とお願いして引いたのですが、THE☆スーさんなメッセージでw

これは何でしょう・・・?

牛頭天王のジョークなのか、スーさんのアピールなのか・・・。

よく分からないですけど、このおっちゃんの笑顔が思い浮かびました。

f0351853_03403471.jpg

からかうのが好きそうなところは、スーさんと似ています。



さてさて、本が届きました!

f0351853_00314291.jpg

じゃーん!

六韜と牛頭天王の本です!

後ろの本の表紙に載っている仏像は牛頭天王です。

三つ顔があるようですね・・・。



これらの本はちょっと厚いのが難点・・・。

f0351853_00315473.jpg

牛頭天王の方は頑張って読みましたけど、六韜はまた今度です。



で、この本によりますと、牛頭天王と素戔嗚命が同一であると言う伝説が記されているのは、『備後国風土記』なのだそうです。

懐かしいですねぇ、風土記・・・。

『風土記』というのは、713年に元明天皇の命により、地方の文化風土や地勢等を、国ごとに記録し編纂した報告書です。

現在残っている『風土記』は常陸、播磨、出雲、肥前、豊後の五ヵ国分のみ。

では牛頭天王について記された『備後国風土記』は?と言うと、後世の書に引用された逸文として残っているのみで、しかも牛頭天王の出てくる「蘇民将来」に関する伝説の部分のみなのだそうです。

で、その後世の書というのが、卜部 兼方(うらべのかねかた)によって編纂された、『日本書紀』の注釈本である『釈日本紀』です。



卜部 兼方さんは、卜占(ぼくせん)という占いをする事を生業とし、宮中の祭祀や諸国神社を司った神祇官の家系の方です。

で、平安時代後期には朝廷儀礼や古典研究を業とし、鎌倉時代には『日本書紀』研究の権威となられました。

この頃は神仏習合が盛んに行われ、古代神話が大きく読み替えられて「中世神話」というものが生み出された時代なのだとか。

中国の思想、陰陽五行、密教や禅、本地垂迹説などが入り混じり、古代の神々も大きく変化し、そして新しい神々も生み出されたのだそうです。

その中心となっていたのが寺社の神官、僧侶。

で、卜部さんは彼らに対抗して、『日本書紀』の読み替えを進めたのだそうです。

・・・もう嫌な予感しかしません・・・。

そして彼は研究に研究を重ね、


素戔嗚命と牛頭天王は似てる☆


という判断を下し、『備後国風土記』の「蘇民将来」伝説に卜部さんが一文を書き加えました。



「吾(あ:私)は速須佐能雄能神(はやすさのをのかみ)なり」



・・・(´・_・`)。

先学によるこの他の検証も含め、この『備後国風土記』の逸文は、平安末期から鎌倉時代にかけて作られた偽書であろうとされているのだそうです。

・・・(´・_・`)。


ちょっとぉ~~~、もぉ~、う~ら~べ~~~(´д`;)

(アンガールズ田中風)


って感じですよね・・・。



これが13世紀末の話だそうで、それ以降徐々に庶民の間にこの「素戔嗚命=牛頭天王説」が拡がり定着、そして明治の廃仏毀釈により素戔嗚命だけが残り、現在に至るのだそうです。

現代において、鞍馬山にサナトクマラが降臨したよ☆説が定着する様を見せているのと、同じ様な感じなのかもしれませんねぇ・・・。

牛頭天王の本はまだ他にも売られているので、そのうち読んでみたいと思います。



(o・ω・o)ノ++++++++++ヽ(o・ω・o)



それでは本日も良い一日を~。

musica 「という訳で、私的にはスーさん≠牛頭天王という感じになりました」

スーさん 「神は人それぞれだからね、君にとっての真実は君にとっての真実だ」

m 「はい。神様はあらゆる姿を取りますからねぇ・・・。脱いでみたり(チラッ→)」

ス 「あれは君の記憶に残す為の努力の結果だ」

m 「全裸が?」

ス 「あれくらいのインパクトが無いと、君の記憶に残らないという訳だ」

m 「まぁ、確かに記憶に残りましたけどね」

ス 「我々の日々の睦み合いは全裸に劣るという事だ」

m 「睦み合った記憶はありませんね」

ス 「全裸ではないから覚えていないだけだ。試しに全裸で」

m 「あ、結構です(ヾノ・∀・`)」








[PR]
Commented by めも at 2016-11-27 01:06 x
牛頭天王のポストでも何だか嬉しくて
破顔してましたが今日のmusicaさんとスーさんの
やり取り、なんかもう最高ですねwww。
ところでいつもお名前を見ていると
あちこちでも目についてしまうもので…
他所様の記事でスーさん(さま!)と大国主さん(さま!)の
お名前を見かけたのでもしよろしければ。
スピ系ではなく歴史的アプローチでした。
iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-8486.html
Commented by garoumusica at 2016-11-27 19:30
> めもさん 、コメントありがとうございます。

リンクありがとうございます!早速拝見しました!

この記事に出てくる富當雄氏のお子さんが書かれた本を持っていますが、なかなか興味深い内容です。
でもちょっと難しいと思うのは、出雲族の中の人なので、客観性を如何ほどお持ちなのか分からないところなのです。
中の人だから積年の思いがあるでしょうから、ほんと読んでいて判断が難しいんですよー(´・ω・`)
でも、とっても面白い内容です(`・ω・´)+
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by garoumusica | 2016-11-26 05:00 | あさきゆめみし 京を巡る旅 | Comments(2)

目に見えない厳ついおっさんと絵描きの会話。それから大変申し訳ありませんが、本サイト内の画像、写真の無断転載・転用を禁止させていただいております。


by musica