河合神社編 その2。~あさきゆめみし 京を巡る旅~
2016年 11月 30日
本日も河合神社編の続きです。
そして舞殿の向こうへ。
舞殿の柱の間から見えるのが、拝殿と本殿。
本殿を拝殿から望みました。
美しい・・・。
お社から御簾の色まで、何から何まで美しい。
記事を書きながら画像を見ているだけで、その美しさに感動してしまう程です。
そして本殿の入り口をじっと見ていると、それだけで気も流れて来ます。
素晴らしいですね・・・。
下鴨神社の第一摂社である河合神社の祭神は、神武天皇のお母さんである玉依姫命。
いつから鎮座されているのかは不明ですが、神武天皇の御代から余り遠くない時代と伝えられているそうです。
それにしても、なんで賀茂ちゃんとこに神武天皇のお母さんがいらっしゃるのか・・・。
うーん、玉依姫間違いとかありそうな気がします。
だって第一摂社ですもんねぇ・・・、河合神社は。
Wikiによりますと、明治から戦前までの近代社格制度では、官国幣社の摂社は以下のいずれかを満たすものとされたそうです。
1、本社の祭神の后神・御子神等、系譜的に連なる神を祀る神社
2、本社の祭神の荒魂を祀る神社
3、本社の地主神(祭神が現在地に遷座する前に当地に祀られていた神)を祀る神社
4、その他、特別の由諸がある神社
これだと該当するとしたら3、4あたりですかねぇ・・・。
河合神社の正式名称は、鴨川合坐小社宅神社(かものかわあいにいますおこそやけのかみのやしろ)、小社宅(おこそべ)神社だそうです。
あー・・・、角川地名大辞典を見るとこの様な記載がありました。
『日本文徳天皇実録(にほんもんとくてんのうじつろく)』という平安時代の歴史書に、「在山城國從五位下鴨川合神預名神」と書いてあるのだそうです。
えーっと、「山城の国に在る従五位の下鴨川合の神は名神に預かる」ですかね・・・。
名神(みょうじん)というのは、神々の中で特に古来より霊験が著しいとされる神に対する称号で、名神祭を行います。
名神祭というのは、国家的事変が起こり、又はその発生が予想される際に、その解決を祈願する為の臨時の国家祭祀だそうです。
国家的事変と言うのは、雨が降らなくて大変だから雨乞いをするよ!とかです。
うーん、だから神武天皇のお母さんの方の玉依姫で、摂社理由は4の「その他、特別の由諸がある神社」でしょうか。
あー、でも『山城名勝志』という江戸時代の京都の地誌によると、
「社家説云、河合玉依姫(ただすたまよりひめ) 上社片岡同体」
とあるようです。
「上社片岡同体」っていうのは、上賀茂神社の片岡社と同じ神を祀っていますよって事です。
上賀茂神社の片岡社と言えば、こちらです!
上賀茂のおっちゃんのお母さん!→賀茂別雷神社編 その6。〜あさきゆめみし 京を巡る旅〜
しかし別の説もあります。
まだあるんかい!って感じですねぇ・・・。
鎌倉時代の『年中行事秘抄(ねんちゅうぎょうじひしょう)』という、朝廷の年中行事を記録した書によりますと、
「祭神御祖別雷両神苗裔神」
とあるのだそうです。
祭神は御祖(賀茂御祖神社祭神:賀茂建角身命)と別雷(上賀茂神社祭神:賀茂別雷大神)の両神と苗裔神(びょうえいしん:御子神)という意味です。
上賀茂のおっちゃんとおじいちゃんと、そして息子って事で良いのですかね?
それと、古い時代の祭事の際に神様に納められた神服が、男物だったそうなのです。
はー・・・、少なくとも性別の違う祭神がいらっしゃったって感じ?
あ、なんか急に集中が切れたので今日はここまでにします!(`・ω・´)+
今日で終わりにしたかったんですけど、明日も続きます。
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それでは本日も良い一日を~。
musica 「電池が急に切れた感じです。この集中の切れ方は」
スーさん 「気が消耗したのだよ。それに今日は防御用のブレスレットをしていない」
m 「えー、ポケットの中に入れてますよ~?あれっ!?これ違うブレスレットだ!」
ス 「ハハハ!気が消耗しただけで済んだのだから、河合神社の祭神に感謝しなさい。度々気を送ってもらったであろう?」
m 「はい!あー・・・、それにしても言葉を濁しましたね?名前ではなく河合神社の祭神って言った」
ス 「君の勉強の邪魔はしないさ」
m 「邪魔して欲しいです。あっ、スーさん!」
ス 「うん?」
m 「充電お願いしまっス!」
ス 「甘えっ子だね」
m 「ユンケル飲む的なアレです」
by garoumusica
| 2016-11-30 05:00
| あさきゆめみし 京を巡る旅
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