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Y染色体ハプログループに関して、詳しく調べてみたの巻 その1。

はい、という事で昨日の記事のDNAがどうのこうのについて、詳しく見ていきたいと思います。




自分でも時々書いててこんがらがっちゃうんで、本日は頭の整理です。

おっさんsも結構張り切っているようで、昨日は夕方と夜に1時間半ずつ眠らされまして。

不思議な呪文みたいなのを覚えさせられたりしたのですが、覚醒したらすっかり忘れちゃってw

10文字以下の簡単なものだったんですけどねぇ・・・。

ごめんねー、スーさん☆(ゝω・)



遺伝子の解析には2パターンあります。

ひとつがこのブログで出てきたY染色体で、もうひとつがミトコンドリアDNAです。

Y染色体DNAが男性にしか受け継がれないのに対し、ミトコンドリアDNAは母親からしか受け継がれません。

男性のミトコンドリアって受精後に消滅しちゃうらしいんですよ!

なのでミトコンドリアDNAは常に母親由来のものとなり、母系の祖先は皆同じミトコンドリアDNAの型となるのだそうです。

それに対してY染色体は男性にしか存在しない性染色体であり、いくら他のハプログループの人との間に子を作っても、父系のDNAの型となります。

つまりミトコンドリアDNAは母系の祖先の情報、Y染色体は父系の祖先の情報が分かるという事です。



さてさて、人類は男性の方が女性よりも淘汰性が高いと考えられています。

その為、Y染色体はミトコンドリアDNAに比べて多様性が低いのだそうです。

で、大規模な民族移動は父系集団主導で起こりやすく、外部から侵入した部族が先住部族の女性と配偶する場合が多ので、

Y染色体ハプログループ移動・拡散・言語との関係を反映しやすい

ミトコンドリアDNAのハプログループは一度定着するとあまり移動・拡散しない為に、特異性が高い

と言われているらしいです。



では、移動・拡散・言語の関係を反映しやすいという、父系のY染色体のハプログループに関して詳しく見ていきたいと思います。

本土日本人のY染色体DNAハプログループに特徴的なものとして、

ハプログループC・D・O

の頻度の高さが挙げられます。

多い順でいうとO系統が約50%、次いでD系統が約40%、そして残りがC系統とその他です。



ハプログループOは中国人や朝鮮人のほとんどにみられます。

日本人に多くみられるハプログループOは、中国や朝鮮由来のものとなっています。

いわゆる弥生系渡来人です。

・・・(´・ω・`)。

どうでもいい話なんですけどね、渡来系とか渡来人と書く度に、

家庭教師のトライさん

を思い出してしまうのですよ・・・。

あのハイジのCMのやつです・・・。

あの人の人相も渡来系ですしね、もう毎回毎回渡来と書く度にトライさんが脳裏に浮かぶのです。

あとハイジとか、DJやってるおじいさんとか・・・。

真面目な記事を書きながらも、頭の中はトライさんで一杯です。



はい、話を戻しますが次に多いハプログループD。

Dに関して特徴的なのは、日本列島周辺では本土日本人、琉球人、アイヌ人以外ではほとんど認められないそうです。

では日本列島周辺以外では?というと、南西諸島、アンダマン諸島(インド東部のベンガル湾に浮かぶインドに属する島々)、チベット高原で高頻度に観察される他、アジアの極めて限られた地域でしか見つかっていません。

更に地球上で人口比に対して高頻度で見つかるのは、日本、チベット、ヤオ族、アンダマン諸島、フィリピン、グアム島です。

面白いですね・・・。

実はミトコンドリアDNAは、周辺国である中国・朝鮮とかなり重なっているのですが、日本人に高頻度で見つかるハプログループDはほとんど見られません。

ハプログループD系統は、現在の日本や中国・朝鮮・東南アジアにおいて多数派的なハプログループOやその他のユーラシア系統とは、分岐から7万年以上の隔たりがあり、非常に孤立的な系統となっているのだそうです。



最後はハプログループC。

ハプログループCは結構細かいのですが、大雑把にいうとC1・C2という区分に分かれ、C1は割と広い範囲に僅かに見られる程度。

C2は中央アジア、北東アジア、北アメリカに多いそうです。



さてさて、古代イスラエル人がどう繋がってくるのか、という部分をやっていきたいと思います。

結論から言うと、ユダヤ人グループに多く見られるハプログループEは、ハプログループDと同一の祖先から分かれた系統だという事です。

いわゆる同祖というやつです。

分かれる以前はハプログループDE(適当な名付け・・・)と呼ばれ、遥か昔、中近東で分かれたと考えられているそうです。

染色体のDNAが分かれるってどういう事かと言いますと、DNAは親から子に受け継がれる際に自身のコピーを作りながら、それを子へ受け継ぐ訳です。

で、ごく稀ではありますが、その時に完全なコピーではなく一部に変異が生じる事があるそうなんですよ。

その変異を持ったまま時間が長く経過し、それが子孫へと受け継がれていまうと、系列が分かれてしまうのだそうです。

そんな感じでハプログループDEは、日本人に多くみられるハプログループDと、ユダヤ人に多くみられるハプログループEに分かれましたとさ、めでたしめでたし。



というところで、突然ですが疲れたのでほんじつはしゅーりょ〜〜〜。



○・v・◎・v・●・v・○・v・◎・v・●・v・○・v・◎



それでは本日も良い一日を〜。

気分転換にインドの石屋さんを覗いていた時の事。

musica 「お〜、すっごい綺麗なラブラドライト・・・。95ドルか・・・。インド工房価格でも良い石は高いですねぇ」

スーさん 「その値段でも購入する者が居ればその値段にもなろう」

m 「えーっと、今ドルはトランプさんのおかげで気持ち円高で115円だから、1万925円。それに送料だから1万2千円ってとこか」

ス 「良いものには人が集まるという事だよ」





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by garoumusica | 2017-01-20 05:00 | つれづれ | Comments(0)

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