御神渡りと獅子と龍 その4。

はー・・・、4日連続で絵を描くと結構疲れるみたいで、昨日はずっと寝たり起きたりを繰り返し、人間失格な感じがして落ち込んでしまいました。

銀粘土が余っているのでそれで何か作りたかったのですが、それも出来ず。

いいな~と思い、悩み期間中だった石達も悉く売れ去り。

縁が無かったのですねぇ・・・。

まぁ、縁が無いものはどうしようもない、次の出逢いを待とう。



はい、という訳で本日はその4ですが、その2の記事の続きです。




諏訪大社の上社には本宮と前宮があり、前宮は諏訪大明神が最初に居を構えた地なのだとか。

そして、ミシャグジ信仰の本拠地でもあるそうです、というところで終わりました。

ミシャグジなのかミシャグチなのかちょっと分からないですが、言いやすいのはミシャグチさんなのでここからはミシャグチさんにします。

さてさて、元々この地にあった信仰がミシャグチ信仰。

天竺から来てこの地を支配したのが諏訪大明神。

古事記的に出雲から逃げて来た建御名方神。

これらが統合して、諏訪大社の建御名方神が現在の諏訪地方の代表となっているようです。

色々ありますねぇ・・・。

その色々は諏訪へ行く時になったら調べるとして、絵の話へ戻ります。



背景に諏訪の地を描いてから獅子と龍が現れた訳ですが、実は諏訪湖の前に現れたものがあります。

それはダビデの星。

御神渡りを描いた辺りに太い線で描いたダビデの星が現れたのですが、「そんないかにもな物は描きたくない!(`・ω・´)+」と却下したところ、次に現れたのが諏訪の地だったのです。

ダビデの星というのはユダヤ教、あるいはユダヤ民族を象徴する印で、二つの正三角形を逆に重ねた形をしています。

イスラエルの国旗にも描かれていますが、この形が出来たのは1648年なのだそうです。

なので実際には古代イスラエルには無関係ですし、ユダヤ教がなにか教義の上からこの図形を神聖なものとして見ているというような事実はないのだそうです。

では何故そんなものが絵に現れたのか・・・、謎です。

引っ掛け問題?



それから現れたのは獅子の前宮君。

獅子と言えば思い出すのは旧約聖書に記された古代イスラエルです。

旧約聖書の列王記には神殿とか王宮の描写があるのですが、そこには獅子の像や獅子のレリーフがあったと書かれています。

今回の絵には獅子だけで狛犬が現れなかったと言うのが、結構ポイントなのではないのかな?と思うのです。

獅子の前宮君が現れた時は、狛犬と獅子はセットだと思っていたので、狛犬も描かせて貰えないかお願いをしたのですが、旧約聖書を思い出してからは獅子だけしか現れなかった事に意味があるのだろうな、と思う様になりました。



そして最後に現れたのが龍です。

龍か蛇か迷ったのですが、鼻の形から龍と判断してあのような形になりました。

f0351853_04383689.jpg

たっちゃんの顔、まだ途中ですけど。

さっき諏訪大明神に関して調べた時に、この方は龍に変身されるという事が分かったので、龍の姿で良かったのかなと思いました。

で、ミシャグチさんは蛇らしいんですけど、ミシャグチさんはヘブル語で「ミ・イサク・チ(イサクの古い物語から)」という解釈が出来る事を考えると、今回はミシャグチさんを獅子の姿で表現されたのではないかと思うのです。

ですが諏訪の地には、ミシャグチさん以外にも蛇神ソソウ神、狩猟の神チカト神、石木の神モレヤ神さん達がいらっしゃるそうなのです。

モレヤ神は、 旧約聖書「創世記」でアブラハムが自分の子イサクをモリヤの山で神に捧げた話から来てると思うのですが、チカト神は初耳です。

あー、チカトは千鹿頭と書くのですね。

諏訪大社では鹿の首をお供えするそうなので、それ由来っぽい感じ?



南方先生 「君、龍の角を鹿の角をイメージして描いていただろう」

musica 「あー、二股に分かれた角の小さい方の向きが前方を向いているのですが、それが鹿っぽいなとは思いましたが」

み 「まぁそういう事だよね」

m 「ふーん、じゃあこの絵はメインは南方先生ですが、諏訪地域の方達が勢揃いしているって事ですか?あー、南方先生の奥さんとソソウ神が居ないか」

み 「フフフ、君には諏訪の地と御神渡りを描いてもらったけど、具体的にはこちらでは指定しなかった」

m 「そうですね、ただ私の気に入った御神渡りの仕方、えーっと、氷の盛り上がり方とか渡り方が気に入ったものを描きました。ちょこちょことは変更してますが」

み 「実は君が描いた諏訪の地には諏訪大社の下社がある」

m 「マジで!?」

み 「マジでwちゃんと私の奥さんも描いてるよ。ちょっと全体が見渡せる画像を載せてごらん」

m 「はい」

f0351853_04393002.jpg

み 「手前の金から黒へと変化する幕は、君達の世界と我々の世界を隔てるものだ。だが、諏訪湖にかかる御神渡りを、君は絵を見る者の方へと向けた。諏訪湖は現実の世界にあるものであり、我々の世界と結び付けるものだ。御神渡りを君が絵を見る者の方へと向けたという事は、我々の世界と絵を見る者の世界を結びつけたという事だ。だから君は獅子や龍を見る事が出来、それを描く事で他の者達にもその姿を共有する事が出来るのだ」

m 「私自身は適当に描いただけですけど」

み 「フフフ。御神渡りの形も蛇っぽいしね」

m 「あー、ソソウ神さん・・・」



こんな感じでした。

色々ありますねぇ・・・。



☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡



それでは本日も良い1日を~。

m 「見よ、南方先生によるこの手の平コロコロっぷりを。今、記事を書きながら解説を受けて、我ながら呆れました」

スーさん 「これだけのものを一気に描いているのだ、休日に疲労の為に君の言う所の人間失格な1日を送っても仕方あるまい。そう自分に厳しく当たるな」

m 「甘やかしスーさんだ」

ス 「私が甘やかさずして誰が君を甘やかす?」

m 「お父さんですねぇ・・・」




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by garoumusica | 2017-02-28 05:08 | 南方先生 | Comments(0)

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