安心して身体と心と魂を休める事の出来る家、の巻。

怒りシリーズラストを書いた後のスーさんとの会話。



スーさん 「君の怒り、君の父上の不注意による化学物質の曝露と、隣の部屋に住む女子大生による睡眠妨害。これらには健康に関する事とは別にもうひとつ共通点がある。それは何か?」

musica 「もうひとつの共通点・・・。何でしょう?」

ス 「どちらも君の住居で起きているという事だ」

m 「あー・・・」

ス 「本来住居とは君にとって安心出来る場であり、安全を確保されている場所である。にもかかわらず、その住居ですら君は健康を脅かされた。つまり君には逃げ場が無い状況に追い込まれた結果、怒りを覚えた」

m 「確かにショッピングモールで遭遇した喫煙者には、離れればいいだけだから怒りを覚えなかった。でも家だとそうもいかない。逃げる場所が無いから」

ス 「世の中には職場から家に帰りたがらない男性が居る。家にはその妻や子が居るのだが、妻や子には邪魔扱いをされ、本来はやすらぎの場・気力体力を回復する場であるはずの家に居場所が無く、更にはその気力体力を奪われる。そして家の外に安らぎを求めるようになった結果、外に恋人を作ったりキャバクラや風俗にはまったりする」

m 「スーさんからキャバクラとか風俗という言葉が出る日が来るなんて・・・」

ス 「ただの例だよ。家の中で得られなかったものを家の外で求め、そして家庭が崩壊する。そういう事もある」

m 「昔の職場の旦那さんが浮気した女性だったら、『私が悪いって言うの!?』って叫んでるところですよ?」

ス 「良い悪いは言っていないだろう?家の中が安心出来る場ではなかった者の一例だ。人は満たされないものがあると、何かしら外に求める」

m 「ボランティアとか新興宗教にはまってしまう奥さんの話とかありますね。救われない人達の為に無償で、と言うか持ち出しで奉仕して、家庭では自分達よりも可哀想な人達が居るんだから我慢しなさい、って家の人に負担を負わせ、離婚された奥さんの話とか聞いた事あります。ボランティアや宗教に熱心だと同じ道の人から称賛を浴びて、それが精神的に気持ち良かったのだそうです」

ス 「これもまた、家の中で得られなかったものを家の外で求め、そして家庭が崩壊するという事の一例だね」

m 「家って、大切ですね」

ス 「人にとって無条件で安心出来る場というのは、非常に重要なのだよ。身体の回復にしてもそう、心の回復にしてもそう、エネルギーの回復にしてもそう、魂の回復にしてもそう。家の中でそれらの回復が得られないのなら、人はどこで身体と心と魂を休ませればよいのだろう?エネルギーで考えると分かりやすいかもしれぬ」

m 「人から盗っちゃう?」

ス 「人から集める、だな。ボランティアや宗教に熱心な人が周りからの称賛を求めるのは、エネルギーを集め受け取る為でもある。その為、ボランティア活動よりも家庭を優先して欲しいと言われると非常に激しく拒否をする」

m 「熱心なボランティアを否定するんですか?」

ス 「そうではない、一例として家庭が崩壊するほどのボランティアについて解説しているだけだ」

m 「何事もバランス」

ス 「そう、バランス。それは自分だけではなく、家族も含めてね。まずは安住の地である自分の家を大切にする事。これは最低限な事だ。『家族だから』と言って無遠慮に接したり蔑ろにして良いという事は決してない。一番大切にしなければならないのは、君が住む家だ」

m 「でも私には『接しない』という選択を示してくれましたよね?」

ス 「それは家を安住の地にする為に『接しない』という選択をしたまでだ。他の家庭だと家を安住の地にする為に夫婦がお互いを尊重し合うという選択肢もあるし、または離婚するという選択肢もある。人それぞれだ」

m 「家を安住の地にする為の方法は人それぞれ」

ス 「大切なのは安心して身体と心と魂を休める事の出来る家だ。これは人が生きていく上では最低限だぞ」

m 「私の怒りのポイントも、安心して身体と心と魂を休める事の出来る家を侵害されたから、か・・・」

ス 「そうだ。だから、他人に対して『安心して身体と心と魂を休める事の出来る家』を侵害する事は、決してしてはいけない。追い詰められた結果、怒りを爆発させる事になる。君の様にね。その爆発のさせ方は人それぞれだが」

m 「それじゃあ、アメリカ海軍の空母が朝鮮半島に向けて航行しているってアレは?」

ス 「その問いに対してはノーコメント。ただしどの様な人間が相手であれ、『安心して身体と心と魂を休める事の出来る家』を奪い取る事は薦めない。『追い詰められた結果、怒りを爆発させる』からね」

m 「相手は『安心して身体と心と魂を休める事の出来る家』を奪い取る人なんですけどね・・・」

ス 「自分が『安心して身体と心と魂を休める事の出来る家』を求めるならば、他人にも『安心して身体と心と魂を休める事の出来る家』を与えなければならぬ。それは自分の経験からも理解出来よう?」

m 「はい」

ス 「君に出来る事は、君自身が自分の家で安心して身体と心と魂を休める事が出来るよう環境を整える事だ。何事にも優先順位がある」



(o・ω・o)ノ++++++++++ヽ(o・ω・o)



それでは本日も良い一日を~。

m 「世界中の人が『安心して身体と心と魂を休める事の出来る家』を持てたら良いですねぇ」

ス 「本当にね。でもこれは、ごく当たり前の事なのだがね」

m 「本当にねぇ・・・」







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by garoumusica | 2017-04-10 05:00 | スーさん | Comments(0)

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