失う恐れ。
2014年 07月 25日
例の1DKの部屋で、スーさんによる密室講義は続いています。
相変わらず5~6歳の頃の姿・心に戻され、スーさんに甘えさせられるのです。
横に座ってスーさんに抱きついたり、お膝の上に乗せてもらったり。
「キャー、スサノーだいすき〜」
というプレイをさせられています。
そんな日々が続いたある日、ポンッと元の姿に戻され・・・、
スーさん 「その元の姿・心で私に甘えられるかい?」
musica 「(あ、これ試されてるな)出来ますよ、ほら!スーさんダイスキです〜」
スーさん、フッと笑って、
ス 「あと2年」
m 「えっ?」
ス 「あと2年、絵を描きなさい。そうすれば我々は君を解放しよう。それから先、絵を描き続けるかどうかは君が決めなさい。君は元々絵を描きたい人間ではなかろう」
m 「・・・」
ここでまた、ポンッと子供の姿に戻され、
ス 「はい、不合格。まだまだ私の愛を信じ切れていない様だね」
m 「?」
ス 「君は今、無意識に我々が離れてしまうと恐れを抱いた。
私は君から離れるとは一言も言っていないであろう?それなのに君は私の愛を失うのではと恐れてしまった」
m 「・・・」
スーさんは子供の姿に戻した私を膝の上に座らせ、後ろから抱きかかえ、
ス 「君は覚えているだろうか?
あの日あの神社の、数ある小さな末社にすぎない私の社の前で君は花見をし、また落ちた松の葉の創り出す模様に子供のように夢中になっていた。
その姿を見ていた私の気持ちが君に分かるだろうか?
君は私の存在など気にも留めてはいなかったが、無意識のうちに私の存在を感じ、無意識のうちに私の側に居る事を選んでくれたのだ。
あの時私がどれほど嬉しかったか、君は分かるであろうか」
m 「・・・」
ス 「そして君は今年も私の元に来てくれた。私は本当に嬉しかったのだよ。君は今年も、わざわざ本殿の裏手にある末社にまで来てくれたのだからね。なので今年は私の社である事を明かした。その時の君の狼狽ぶりには笑ったが」
m 「はい」

ス 「君は生まれ出づる時、自分自身に強い忘却の魔法をかけた。何故か?その方が我々との絆を思い出した時に、より大きな感動を味わえるからね」
m 「・・・」
ス 「我々が信用出来ない、我々の愛を失うかもしれないという状態も、君にとっては貴重な経験なのだ。
分かるであろう?今の君には『神はどこに居るのだ?』という経験を味わう事は、もう2度とない。我々の存在を知ってしまったからね」
m 「はい」
ス 「だから今は無条件の愛を信じられないという状態を、思う存分楽しむが良い。私の愛を受け入れたら、二度と今の状態を味わう事は出来なくなるのだからね。
今は神の無条件の愛を受け入れられないという、貴重な体験をしている最中だ。君流に言えば、そういうプレイを楽しんでいる、であろうか?
だから今を楽しみなさい。
私の事は気遣わずとも良い。君を愛するという事は何千年、何万年としてきているのだからね。いつもの事なのだよ」
神様の無条件の愛。
いつか私はスーさんから合格がもらえるのでしょうか?
ちなみにスーさんが言っていた私の狼狽ぶりが分かる本館のブログがこちら→スーさんメイキング つづき。
この頃は全く交流出来てなかったんですよね〜。
変な感じです。
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by garoumusica
| 2014-07-25 05:55
| スーさん
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