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宿題。ひとりでできるかな?その2

本日は昨日の続きです。リンク!→おっさんの宿題。ひとりでできるかな?



災害に関して神仏を責めるという事はお門違いと分っていながらも一瞬でも責めてしまったので、何も聞けるはずがありませんでした。

で、普段やり取りをしているじぇじぇ姐さんに話を聞いてもらおうかとも思ったのですが、ちょうどその頃姐さんはエネルギー的にも身体的にも忙しい時期を過ごされていたので、私が乱れたエネルギーのまま接して何らかの影響が出てしまってはいけないと思い、何も出来ずにいました。

普段からスーさんに感情のコントロールと言われているので、災害に関する報道を目にしていない時はいたって普通に過ごしていましたが、一旦テレビで目の当たりにしてしまうと激しい動揺が襲ってくる。

行方不明者の実名も公表されないので、調べようがない。

ですがこのような精神状態で過ごしていて、エネルギー的に影響が出ない訳がないですし、当時書いていた南方先生の絵に影響が出たら大変だ、という事で思い切って彼の実家に連絡してみようかと思い始めました。

ですがその行動にストップをかけたのは次の思考でした。



「連絡を取って彼の無事を確認した後はどうするのか?」



という事です。

もともと喧嘩別れをした相手です、特に今更つきあいを再開したいとは思ってもいません。

また、彼ももういい年ですから結婚していると思いますが、私が心配をして連絡したという事をご両親はどう思うだろうか?またお嫁さんの耳にも入るでしょうから、その場合はいい感情を覚えないはず。

うーん、これでは連絡してもいい事無いな・・・。



でも無事を確認したい。

でも無事を確認した後に交流を再開したい訳でもない。



ここまで考えた後、ふと疑問に思ったんですよ。

「なんで自分はこんなにも動揺し、こんなにも無事を確認したいのか」って。

これは人として当たり前の事かもしれません。

しかし今のままの状態でもいい訳がない。



なので自分の感情を探ってみる事にしたのです。

「なんで自分はこんなにも動揺し、こんなにも無事を確認したいのか」

そしたら答えは簡単でした。



「自分がホッとしたかっただけ」



無事を確認した後につきあいを再開したい訳でもない、何か援助すると言っても報道を見る限り避難所の物資は充実しているし、被災していても自宅を開放し仕事を斡旋できる訳でもない。

ただただ自分がホッとしたかっただけ、と言うオチで。

呆然としました。

人を気遣うという行為ですら、私にとっては自分自身の為でしかなかったという事が。



明日でラストです。





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by garoumusica | 2014-10-11 05:00 | スーさん | Comments(0)

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