大化の改新で自分のバランスを振り返る。
2015年 09月 29日
先日大化の改新についてほんのり記事で触れたのですが、その辺りに関して自分の考えのバランスを整えさせられた昨日の話。
大化の改新にほんのり触れたブログ→神社と古墳 その2 ちょっと古墳について調べてみました。
昨日ふと思いついてAmazonのKindleストアを覗いていたのです。
で、コミック無料を見ていると気になるタイトルのものが。
そのタイトルは「天智と天武 ―新説・日本書紀―」→Amazonリンク。
・・・先日は漫画で日本書紀を勉強してはダメだって言ってましたけど、きちんと教えてくれるのですね、スーさんw
内容紹介には「日本史上最大の兄弟喧嘩、開演!! 正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を成敗して成し遂げた政治改革を『大化の改新』と言う。日本古代史上、最大級の暗殺事件だ」とあります。
蘇我入鹿の成敗っていうのがいわゆる乙巳の変。
その後に行われた政変が大化の改新です。
私事ではございますが、私は大化の改新以降の日本の歴史が嫌いで。
私は何故か蘇我入鹿贔屓なので、特にこの乙巳の変の首謀者・中臣鎌足(のちの藤原鎌足)が嫌いでw
この藤原一族が日本の歴史をつまらなくさせた張本人だと思っています。
この時代の文化は好きですが、この一族の名前を見るだけでウンザリするのです。
で、早速ダウンロードして読んでみました。
37%を読んだ所で藤原不比等(藤原鎌足の子)が出て来て、日本書紀を創るよう命じています。
そこで家臣が中臣鎌足が蘇我入鹿を暗殺したと口にしてしまい、「暗殺ではなく誅殺(ちゅうさつ・罪を咎めて殺す事)」と訂正させた上、その家臣をクビにします。
そしてこう言います。
「くれぐれもそちたちは、世間の下らぬ噂に惑わされぬように。そんなものは、あと百年も経てば消え失せる。しかし、これから手掛ける書物は、後世までも残るのだ。いつしかそこに記されていたことこそが真実となる。よいか、真実は常に勝者のもの。敗者は、それを覆す力も言葉も持たぬ。ゆえに、歴史を作れるのは勝者のみ!!」
この様に自分の意に沿う事を述べているものに出会ったら、なんとなく要注意な気がします。
この漫画を読んで「あぁ、やっぱり藤原一族クソじゃん」って思ってしまったり、他にも先日の記事に書いた「結局記紀っていうのは自分たちの血筋の正当性を主張する為に創作したのね」と言う自分の発言に関して、この漫画を読んで「ほらね」と思ってしまったり。
我が意を得たり!っていう気になってしまうのです。
ですがこの様な自分の意に沿うものに出会ってしまうと、自分の感覚がどちらかに偏り過ぎになっているという事に気がつかされます。
他人の振り見て我が振り直せの亜種の様な感じですかね?
何事もバランスが大事、以前生と死がどっちでもよくなった時にこういう記事を書きましたが(→コラボ記事☆大切なのはバランスなのよさ(ピノコ風)。)・・・なんでこんなタイトルを付けちゃったんだろう・・・(´・ω・`)
まぁそれは良いとして、こういう歴史の事柄に対してもどちらかに肩入れする事なく中立な立場で冷静に見ていかないと!と改めて思ったのです。
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こんにちは~
なるほどです~!!
古代史 大好きなんです♪
それにしても 古墳時代って以外に若いんですね・・びっくりしました(笑)
> 健オタさん コメントありがとうございます。
あぁ、それなんとなく分かります。。。
思ってたよりもごく最近ですよねw
あぁ、それなんとなく分かります。。。
思ってたよりもごく最近ですよねw
by garoumusica
| 2015-09-29 05:00
| つれづれ
|
Comments(2)