大神神社編 その1 大神教本院の三柱鳥居。 ~大和のまほろばを巡る旅~
2016年 06月 13日
はい、という訳で、本日から大神神社編です。
大神教本院にありました。
まず大神教本院の解説を。
去年、秦さんとか日ユ同祖論を調べた時に購入した、『日ユ同祖論対談 飛鳥昭雄×久保有政』という本によりますと、こちらはもともと大神神社と一体だったのだそうです。
ですが明治政府による国家神道の強化に伴い、祈祷やお札の販売を禁じられた為、あくまで形式的に大神神社から分離して作られた団体なのだとか。
なるほど。。。
で、私はこの本の鳥居の画像しか覚えておらず、内容をすっかり忘れていた為、施設の門の中にある三柱鳥居には近づかなかったのですが、鳥居の側の立札にはこの様に書かれているそうです。
『宇宙の元霊神(もとつみたまのかみ)の三つの神理に参入する特殊な鳥居であります。
我が国の神典、古事記の冒頭に、天地初発の時、高天原に成り坐らせる神の御名は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、次に高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、次に神産巣日神(かみむすびのかみ)とかかれ、この三柱の神は、みな独神成りまして身を隠し給いきとあります。
この三柱の神は造化の三神とたたえられる大神さまであり、神格の三位一体の深遠なる神理を感得し、尊い御神縁に結ばれるのが、この鳥居であります。
どうぞ心身を清浄にしてお通り抜け下さい』
・・・(´・ω・`)。
通り抜けなかった・・・(´;ω;`)。
もったいなーーー!!!
・・・まぁ、スーさんが何も言わなかったからきっと通り抜けなくても良かったのでしょう・・・。
・・・ですよね?
まぁ、大神神社へ行く予定のある方は、こういう所があると覚えておかれると良いかもです。
さてさて本によりますと、この三柱の鳥居を作ったのは件の秦さんだそうで。
『三位一体』という言葉が三柱鳥居の解説に出て来ました様に、この鳥居はキリスト教の三位一体神信仰を表すものなのだそうです。
父と子と聖霊ってやつですねぇ。
天之御中主神が父、高御産巣日神が子、そして神産巣日神が聖霊に当たるそうです。
要するに秦さんは自らのキリスト教信仰を表すシンボルとして、この三柱鳥居を建てたのだそうです。
で、この三柱鳥居は昔は日本中にどこでもあった考えられるのだとか。
今でも対馬の和多津美(わたつみ)神社とか、東京・向島の三囲(みめぐり)神社とかで見られるそうなのです。
そして秦さんの本拠地である、太秦の木嶋坐天照御魂(このしまにますあまてるみたま)神社、通称・蚕の社にもあります。
大神教本院の三柱鳥居は最近建て直されたそうで、ちょっと新し過ぎる感じがしますが、こちらの神社のものは約260年前に修復された物なので、なかなかいい感じです。→木嶋坐天照御魂神社 三柱鳥居の画像検索。
ここに行きたかったのですが、スーさんにダメと言われ実現しませんでした・・・。
残念!
さてさて大神教本院の後は、いよいよ大神神社へ向けて出発です!
途中、こんなかわいらしい色をした電車に遭遇。
明日も続きます。
(・∀・)____________☆ёйd★____________(・∀・)
それでは本日も良い一日を~。
スーさん 「三柱鳥居について事前に学ばせておいたというのに、なぜ忘れてしまうのか・・・」
musica 「んー、画像は忘れないのですが内容は興味が無かったので・・・」
ス 「何事も興味を持って接する様、度々言っているだろう?これが今の君の課題だね」
m 「あー・・・」
三輪へは5月23日に姉と二人で行って参りました。
この日も天気が良く、初夏を通り越して真夏の陽気。
旅のお供に帽子を忘れた私にはちょっと厳しかったです・・・。
で、車で来たので三輪神社へ一番近い駐車場へと停めようとしたのですが、既に5台くらいお待ちで。
なのでちょっと遠い駐車場へ停め、てくてく歩く事にしたのです。
そして、その駐車場の近くで見つけた三柱鳥居。
確かに御祈祷所と読めますねぇ・・・。
真ん中の山が多分三輪山です。
いい色ですねぇ・・・。
by garoumusica
| 2016-06-13 05:00
| 大和のまほろばを巡る旅
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