鳥取で起きた地震を受けて。
2016年 10月 22日
昨日の鳥取県を震源とした地震に際し、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
2000年に鳥取で起きた地震が起きた時の事を思い出しました。
私が居た場所でも大きく揺れ、側に居た年上だけど背の低い女性が「怖い怖い」と言って、私にしがみついて来たのです。
で、その時私も怖かったのですが、この小さな人を守らなければ!と私の中で男気が生まれました・・・。
それ以来、度々大きな地震に遭う夢を見、その度にどうやったら人を護る事が出来るのかとか、うまく誘導出来るのかとか、色々夢の中で経験をするようになりました。
でも最近はそれがちょっと変わってきて、夢の中でもスーさんありきになってしまったのです。
夢の中で震災に遭ったら、まずスーさんを呼ぶ。
スーさんに助けを求める。
私の意識が庇護する側から庇護される側になったのですかね?
それが良い事なのか悪い事なのかは分かりませんが、自分自身ではどうしようもない所では、完全にスーさんに頼るようになってしまっている気がします。
プロペラ機が揺れて怖いとか、心霊な噂のある場所へ赴く時はスーさんがいるから大丈夫って思ったり。
今回の旅で初めに私の希望した島根5泊6日の旅では最終日が昨日にあたり、その旅程で行動していたら松江で被災し、帰りの便に影響を受けていました。
が、今回はスーさんの提案した日程を採用した事により、影響を受けずに済んだ・・・。
これってよく聞く、なんとなくという心の動き従ったら被害を免れた系の話と一緒・・・?
スーさん 「君の場合は現実的な金の話をし、それに納得した結果だろうw」
musica 「私イヤらしい・・・。でもその通りです。5泊6日の話をした時スーさんに3泊4日にして浮いたお金をタクシー代に回せと言われ、納得した結果の3泊4日でした」
ス 「だから君の場合は『なんとなく』などではなく、考慮した末の結果だ」
m 「うーん・・・、スーさんはさ、今回の地震の件は知ってたんでしょ?」
ス 「まぁ、一応職務柄ね」
m 「何で直接『地震が起きるから早めに帰ろう』と言わないのですか?」
ス 「言う必要が無かったからだよ。君は金の話で納得したから」
m 「はっきり言えばもっと簡単に納得しましたよ?」
ス 「プロペラ機に乗ってちょっと揺られただけで、あんなにも私に助けを求める様な怖がりに、そんな事を言えると思うかね?」
m 「( *ノノ)・・・」
ス 「良いかね?これが方便というものだ。人にはそれぞれに合った対応の仕方というものがある。君に対しては言わないという事もひとつの手だ」
m 「地震を予言する人っているじゃないですか」
ス 「役割が違う。その様な言葉を発する必要のある者もいる。だが君は預言者ではない。君は言葉を預かる者ではなく、姿を預かる者だろう?だから君に余計な事を知らせる事はしない」
m 「以前もブログに書いた気がしますが、それがスーさんの『言わない優しさ』?」
ス 「君の性格を考慮した上だよ。被災する事で学ぶ事があれば被災する、被災しなくても良い場合は被災しない。君は以前被災した事で現在の様な不便な生活を強いられている。だが、だからこそ今の様な生活を送る事が出来ている。それは分かるね?」
m 「はい」
ス 「しかし君には震災を免れるよう、早い時期から引っ越すよう手を尽くしていた事も事実だ。だがあの時の君はそれに従わなかった。それは君の選択の結果だ。そしてその経験をしたからこそ、自分の中に湧き起こる『なんとなく』という感覚を信じられるようになった。震災の経験が生かされているという事だ」
m 「うーん・・・、はい」
ス 「私ともこうやって接する事が出来る様になった」
m 「そうですけど、命を落としたりした場合はそういう事は言えません」
ス 「寿命だ。その者が生まれ出づる時に自ら定めたのだ。命の長短の価値は変わらぬ。それは分かるだろう?」
m 「はい、でも・・・」
ス 「人がどの様な定めを決めて生まれて来たのかは、他の者には分からぬ。早くに命を落とそうが長く生きようが、それはすべて自らが選んだ定めだ。君が心を痛めることはない」
m 「はい。・・・私はスーさんに対する信仰があって幸せですね」
ス 「そこは信仰ではなく、愛情と言って欲しいものだね」
by garoumusica
| 2016-10-22 05:01
| つれづれ
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